森に学ぼう 「森の博士」 日本コカ・コーラ

森の博士3

企業の環境問題への取り組みに注目が集まっているが、「エコ」であるということはもはや優良企業の必須条件。日本コカ・コーラ社では、昨年度から「http://www.cocacola.co.jp/uruosu/mori/」プロジェクトを開始。次世代を担う子供たちを対象に、森の大切さを理解してもらおうという試みだ。

飲料メーカーである日本コカコーラ社が、最も大切な資源としている水。その水を供給してくれる森について学ぶことで、自然保護に関心を持つきっかけ作りになれば、というわけだ。今回紹介するのは、そのウェブサイト。

主なコンテンツは、フラッシュアニメーションによる講義。愛らしいキャラクターが、地球温暖化や森の生態系についてガイドしてくれる。また、「森のすごい人」のコーナーでは、森や木と関連のある職業の人物のインタビューを掲載。これまで、林業家やカメラマン、有名どころでは国内有数のギターブランド、ヤイリギター代表の矢入一男氏も登場し、森と人との関係について考えることができる内容となっている。

森の博士 テスト

最後は学んだ成果を確認できる「森の博士認定テスト」。四択問題で、基礎問題5問と応用問題5問の全部で10問。地球の森林面積は全体の何パーセントか、など意外に難しい。この10問をクリアすれば「森の博士」認定となる。認定者数は、現在までの一年間で5000人とのことだ。

ちなみに、テストは一つでも間違えるとまた最初からやり直し。自分は「森の博士」認定まで5回ほど同じ問題を繰り返しました。子供向けといえどもシビアな判定基準。環境問題も「脱ゆとり教育」です。